Entries from 2011-07-01 to 1 month

ふたつのチーム

今週は、障がい学生が普通校での生活を満喫するには、二つの別個のチームがうまく連携・機能することが必要だと再認識した。ひとつは、学生(とその親)が中心になってつくる学生中心の支援チーム。もう一つは、学校でその学生の支援を最初にする立場にある…

ADA アウェアネス・デー

今日はADA(Americans with Disabilities Act of 1990=障害を持つアメリカ国民法)が制定されて21周年の記念日。ヒロ市内の東部ハワイ郡高齢者・障害者福祉会館で記念式典とパーティーをかねたオープンハウスがあった ハワイ郡長、ハワイ州長などからの祝辞が…

ボトム・アップの障がい福祉

障がい学生サービスセンターで働く私は、大学の組織からいうと学生サービス部の中のカウンセリング課に属していることになる。教官たちが休みの今が一番忙しい。というのは新学期を控え、新入生のオリエンテーションとガイダンスがあるからだ。6月から8月…

アイ・ステートメント−I Statement

コクア・ラボは、大学が夏休みでも通年営業している。さすがに訪れる学生は少ないがそれでも毎日何人かが顔を見せる。昨日、農業学専攻のチャーリー(5月8日参照)がやってきて、応募した奨学金がもらえることになったという。ラボにいたスタッフみんなで「…

ぜいたくな悩み

難聴のお子さんがいるお母さんから先日メールをいただいた。「聴覚障害児教育にはいろいろな考え方があってどれを信じていいのかわからない」という。つまり、1)手話は言語習得の妨げになるから徹底した口話(スピーチ)教育がよい、2)絵や写真、身体表現…

震災ボランティア体験記(2)ー歴史に学ぶ

津波で押し倒されて途中でちぎれた海岸の松並木。地元Y町歴史研究家のKさんによればこの松林は第二次世界大戦前まではこの写真を撮ったあたりまで続く奥行きのあるうっそうとした松の「森」だった。戦後、引き上げ兵などのため新しい住宅が必要となったが山…