Entries from 2011-02-01 to 1 month

直球コミュニケーション

これはだいぶ前にあったことで、書きとめるまでもないと思っていたが、何回も人に話すことになり、実は自分でもハナマルエピソードだと思っているのがわかったので、書きとめることにした。 ハワイ島名物アップル・バナナ マーカスはオアフ島育ちの若い学生…

アドボカシーの三歩目と四歩目

前号で、アドボカシーの最初の二歩について書いた。最初の一歩が障がい者自身が不満や要望を訴えること、二歩目がそれを最初に聞くカウンセラーなどの専門家(または近い家族・友人でもいい)がしかるべき判断と行動をとること。でもアドボカシーはここで終…

アドボカシーの最初の二歩

テトとモコの昼寝→ 先日、自分の仕事がいかに障がい者の心の健康維持に一役買っているか、思い知らされるいい「事件」があった。 ある朝、コクア・ラボに精神障がいのある学生ローラがやってきて、感想文の添削結果を私に見せた。真っ赤に直されていて8点満点…

視覚障がいとセクハラ

←モコとテト 仲良く昼寝 コクアラボに来るレギュラーに全盲のジョージがいる。クラスの前にここでノートーテーカーと落ち合ってから一緒に教室に向かうのだ。私がドアを開けて入って来たとたんに「おはよう、ミホ」といわれて驚いたことがある。「何で私とわ…

ユニバーサルデザインと合理的配慮

私の勤めるコミュニティ・カレッジには現在約3,700人の学生が学んでいるが、その8%に当る300人には何らかの障がいがある。これは障がい学生サービスセンターに登録をしている人の数だから、実際には登録していない障がい学生を含めたら10%は超えるだろうと…

記憶障がいとノートテイカー

ボルケーノ村からヒロタウンへ行く通勤途中で 前回紹介したアンディ君の第二話。彼はテスト時の配慮のほか、通常の講義の時にはノートテーキング・サービスというのを受けている。つまり自分の代わりにノートをとってくれる人がいるのだが、これは障がい学生…